企業間取引のDX化を実現する「アイミツCLOUD」に新機能追加 “ 自社の発注取引を一元管理 ” & “ 公募での発注先企業選定 ” が叶う
当社は、法人向け受発注クラウドサービス「アイミツCLOUD」β版に、自社の発注取引を一元管理する機能や、公募で発注先企業の選定が可能となる機能などを、9月より実装したことをお知らせいたします。
1.企業間取引のDX化とは
企業における発注先(パートナー)探しは、事業成長の重要なファクターを担うことがあるにもかかわらず、既存の人脈、営業担当者との親密性、あいまいな経験則や勘などによって決定されるなど、従前の商習慣からほとんど変化のない領域です。
転職や住まい選びなどのBtoC領域では多くのイノベーションが起き、発達した有力ITプラットフォームサービスが登場した一方、BtoB領域ではその発展が遅れています。その理由は以下の3つがあると考えています。
- 1.受注企業の強み・弱み、実績、価格など、発注の際に必要となる選定基準情報が整理されて表出していない
- 2.相対見積もりの商習慣と、多重下請け構造によって価格体系が不透明になっている
- 3.資本力や営業力で勝る一部の大手事業者が業界を寡占している
このような要因から、最適な発注先(パートナー)探しが実現できず、その結果、満足のいかない成果物の受領、無駄なコストの発生、不正の発生など、様々な問題が生じているのが現状です。
当社は、業界や職種、発注予算規模を問わず、全ての企業間取引は、人脈や勘だけではなく、ビッグデータやAIに基づく緻密な情報設計やレコメンドによって成り立ち、納得感のある契約が成されることが理想であると考えています。そのためには、中立で安心感のあるプラットフォーマーが存在し、それにより企業間取引にイノベーションを起こし、DX化を進めることが必須です。企業間取引のDX化が実現することにより、より効率的かつスピーディーに、「適切な取引企業」から「適切な価格」で「適切な成果物」を「不正なく」受領できるようになります。
この実現のために当社は、「受発注を変革するインフラを創る」をビジョンに掲げ、発注者と受注企業を適切にマッチングし、企業間取引の利便性向上に貢献する事業を展開しています。選択と集中の時代に、すべて自社で完結するのではなく、有力な発注先(パートナー)と共に企業が継続的な成長を目指せる選択肢を提供し、日本社会の生産性向上に貢献していくことを目標としています。
2.ユニラボ社の「アイミツCLOUD」とは
当社が提供する「アイミツCLOUD」は、企業の発注担当者が、案件にふさわしい企業の検索、調査、比較、見積もり取得、発注までを、各社へ個別に資料請求等をせずとも、プラットフォーム上で効率的かつスピーディに行える法人向けのクラウドサービスです。
現在、IT制作、広告販促、人事総務、経営管理、BPO(アウトソーシング)、経営管理、専門家・士業など、約50カテゴリー、1,000社以上の企業情報や提供サービス情報を掲載しており、本年末には約100カテゴリー、8,000社以上の掲載に増える計画です。
3.新機能の概要
この度「アイミツCLOUD」に新たに実装するのは、「法人管理」、「パートナー企業公募」、「調査代行」の3機能であり、いずれも法人企業における発注取引の効率を高めるとともに、よりふさわしい発注先企業の選定を助けるものです。
●法人管理機能
個人あるいは部署内で管理されていた発注取引を一元化し、自社全体として一括管理できる機能です。特に企業規模が大きくなるにつれ、「子会社・関連会社や他部署の発注先企業が共有されない」「過去の発注先企業の情報が蓄積されていない」「発注先企業の選定理由・経緯が不明瞭」など、業務の根幹ともいえる発注に関わる情報が各所に点在する傾向にあります。「アイミツCLOUD」の「法人管理」は、これら点在する情報を一元化することで、無駄なコストの削減、業務の効率化、ガバナンスの強化等を実現します。
●パートナー企業公募機能
発注内容、予算、実績など、発注先企業に希望する条件を入力するだけで、指定条件に合った企業側からオファーが来る機能です。条件を満たすか否かを個別に各企業へヒアリングすることなく、発注先企業のリストアップができるようになります。通常の検索では指定できない細かな条件を設定し、より精度の高い発注先企業をリストアップしたい方におすすめの機能です。
●調査代行サービス
どのようなカテゴリで発注先企業を探せばよいかわからない場合に、ご希望の条件を満たす企業の調査・選定からお見積もりの作成までを、当社事務局が代行するサービスです。発注先企業と直接コミュニケーションせず、まずは発注先企業のリストアップをしたい方におすすめのサービスです。
「アイミツCLOUD」はこちらから